新築マンションの購入

大学卒業後、私は地元の中小企業に就職し、数年後には学生時代から交際していた女性と結婚、翌年には第一子をもうけました。私は家庭を守るために毎日汗水垂らして仕事をこなしていましたが、現住居は生活に不便だということもあり、妻と何ヶ月にも渡って相談をした結果、新しくマンションを購入することにしました。もちろん、出せるだけの貯金分だけでは足りず、長期の住宅ローンを組むことになりましたが、今でも購入して正解だったと思います。私の人生の中でこれほどまでも大きな買い物をしたことがないため、一家の大黒柱としては恥ずかしいのですが、契約を交わす手が震えていたことを昨日のように思い出します。当時、引っ越しが完了しても自分の所有物だという感覚はなく、我が家でありながらどこかよそよそしい雰囲気が当分の間抜けませんでした。妻はスペースも広く、綺麗なキッチンやベランダに常に興奮気味で、今後の家事育児も頑張れそうだと喜んでいました。個人的には、自分の書斎が手に入ったこともあって大満足です。